2000年6月・カンボジア旅行記 3日目(アンコール・トム他)
前回のエントリの続きです。
2000年6月・カンボジア旅行記 2日目(アンコールワット、バンテアイ・スレイ、プノン・バケン) - すしぶろ
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3日目
8:30 アンコール・トムへ。
南大門前両脇には、神神とアスラのナーガの綱引き、乳海攪拌の像が54体ずつ並んでいる。
この像は計「108」ある。
南大門のてっぺんには四面仏が。
門をくぐり、車でしばらく進むとバイヨン寺院が現れる。
バイヨン
仏教寺院 12世紀末建立。
中央塔を中心に、尖塔が10数基ある。
当時は全部で54基あったという。
それぞれの塔に四面仏があるので仏の数は全部で54×4=216。
2+1+6=9。
すべて「9」に通じるよう設計されている。
第1回廊には庶民の生活風景が彫刻されている。
戦闘風景、闘鶏、闘犬…。
北側は修復工事中。
バプーオン
ヒンドゥー教寺院。11世紀中頃建立。
修復工事中のため、中には入れない。
象のテラス
アンコール・トム北大門を出てプリア・カーンへ。
プリア・カーン
仏教寺院。1191年建立。ジャヤバルマン7世が父親のために建立。
門前にはリンガの石柱が並んでいる。
門からジャングルを通り抜け中に入る。
(空を見上げると丸い虹が!初めて見ました!)
祭儀場に使われていたらしく、ダンスホールなどがある。
結婚式をしたところ、妻が結婚式後引きこもる部屋などがある。
結婚初夜、二人がうまくいくかどうか両親は心配している。
朝、シーツに血がついていると妻は幸せに、ついていないと不幸になるといわれている。
血がついているのを見て両親は安心するという。
ネアック・ポアン
ネアック…ヘビ ポアン…絡み合う
12世紀後半、ジャヤバルマン7世が病人のために造った仏教寺院。
中央池の周りには東西南北に4つの池がある。
中央池の御堂の周りには2匹のヘビが頭を東に向けしっぽは西向きに絡み合っている。
東メボン
ヒンドゥー教寺院。952年建立。東バライ中央にある。
南側にはプレ・ループが望める。
スラ・スラン
王の沐浴場。12世紀末、ジャヤヴァルマン7世が建立。
バンティアイ・クディ
仏教寺院。ジャヤヴァルマン7世が建立。
プレ・ループ
ヒンドゥー教寺院。961年建立。
王族の火葬場。東メボンが望める。
タ・プロム
仏教寺院。12世紀後半、ジャヤヴァルマン7世が母親のために建立。
自然の驚異を実感できる。
タ・ケウ
ヒンドゥー教寺院。11世紀初頭に建立。
空港への帰り道、もう一度アンコール・トムに寄って、「逆さバイヨン」を見る。
18:45 プノンペン着。ガイドさん交代。
ガイドさん、運転手さんと4人で夕食をとり、ダイアモンドホテルへ。
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続きはまた次回に。